山形稲刈りツアー
2009.9.26(土)〜27(日)

同行者:娘


往路 山形新幹線
復路 山形新幹線
宿 シェーネスハイム金山


26日(土)
旦那がミニストップの懸賞で当てた、親子稲刈り体験ツアーに参加して来ました。
1家族につき大人1人と小学生1〜3人で、子供24人、計20組です。
300組の中から20組って、結構いい確率だよね。
東京駅からつばさで山形県の新庄に向かいました。
新幹線で4時間です。長い…。

昼食は大人は米沢牛肉弁当、子供はおかずが一杯の幕の内弁当です。
普段はこの半分も食べれば充分なんですが、8割食べちゃった。
更に娘の残したおかずもつついた。旅行の時は大人の1、2倍はぺろりと食べてしまう娘にしては、今日はあまり食が進みません。半分も食べないうちにご馳走様って。しかも大好きな白いご飯は殆ど食べておらず。
動いてないからお腹が空かないとのことでしたが、どうやら酔ってたようで、駅に着いてホームを歩いてたら突然リバース。
駅員さんごめんなさい…;
本人は出してすっきりしてました。バスでは酔わない子だから、酔う心配してなかったんですが、そういや前も、新幹線の中でお弁当食べて気持ち悪くなった事あったっけ。
あの時は、長い時間下向いて食べてたからだと思ったんだけど。電車は酔うタイプだったのね。昼ごはんの時に気付けなくてごめんね
昼食前に食べたおやつが、チョコとポテトスナックだったのも良くなかったのかもしれません。2時間以上新幹線に乗るのも初めてだし。お弁当を食べたのは、電車に乗って2時間半後でした。
この教訓を生かして、帰りの新幹線では何も食べず、友達と喋るようにしてたら酔わずに済んだようです。

駅からはバスで移動して、ミニストップが持っている田んぼへ。
ミニストップのお米は、ここ金山町で作っているものだそうです。
実家の田舎は米どころ長野ですが、秋に行ったことはないので、稲刈りは私も初体験。
鎌で刈り取った稲を、8束くらいずつワラで束ねて行きます。
刈り取った後、子供たちはコンバインでの刈り取りも体験させてもらいました。ここで娘は、一緒にコンバインに乗った4年生の女の子と仲良くなったようです。
終わった後は、農家のお母さんたちの手作り草もちと揚げ餅あられと、山形のサッカーチームのユニフォームをデザインしたスポーツドリンクと、お茶と枝豆を頂きました。餅ウマー。

続いて、子供たちだけリース作り体験です。
アケビのツルで作ってあるリースに、熱で溶かした接着剤で木の実や松ぽっくりを飾って行きます。
可愛く出来たのですが、案の定無事に持ち帰ることはできませんでした。すぐ帰るならともかく、旅行中持ち歩いたら絶対壊れるよ。
大人はお土産で、家の形をしたオブジェを貰いました。

ホテルはドイツの家をイメージした、可愛いホテルでした。
設備としては、地方の綺麗な国民宿舎です。
大浴場があったのが嬉しい。温泉と書いてあったけど、何泉だったんだろう。

夕食はツアー参加者と、ミニストップスタッフにJA山形の人に町長さんたちと、凄い大人数でした。
最初はテーブルの上に、紫蘇巻き、ごぼう揚げ、岩魚のから揚げ、わらびと竹の子の炒め物、漬物など郷土料理がずらりと並べられ、まいたけと大葉の天ぷら、かぼちゃのグラタンなど温かいものが運ばれてきて、ビールはジュースと芋煮はセルフサービス。
更に外では山形牛の焼肉と、焼きおにぎり(山形は三角ではなく丸く握るんですね)と、玉こんにゃくの出来立てを頂き、子供たちも搗いた餅で、あんこ餅ときな粉餅と納豆餅、〆にケーキバイキング(ショートケーキ、チーズケーキ、抹茶・ココアのロールケーキ、苺のシャルロット)。
またもや普段の3倍くらい食べました(^^;)
つきたて御餅がほんと美味しかったんです。紫蘇巻きとごぼう揚げはハマって、お土産で買って帰りました。ショートケーキはスポンジもクリームも軽くて、ぺろっと食べれちゃいました。何であんなに軽いんだろ。
こんなに食べたにも関わらず、胃もたれしませんでした。蛋白質は主に牛肉、炭水化物と野菜がたっぷりのヘルシーメニューだったからかな。
珍しい星空観察をしますよーと言われ、寒い中外に出て空を見上げていたら、突然大音響!
続いて大輪の花が咲きました。
途中、打ち上げ花火の殻が顔に落ちて来て慌てて避難しました。花火セットの打ち上げ花火じゃなくて、花火玉の本格的な奴みたいです。凄い!
今年は花火見れてなかったので嬉しいです。
食べ終わった子供たちを集めて手品をやってくれたりと、サービスのオンパレードでした。

27日(日)
朝6時からは自由参加の早朝散策で、神室ダムに連れて行って貰いました。
参加したのは8組くらいだったかな。
水がある風景って癒されますね。山の谷間を流れる静かな川は、日本昔話に出て来るような光景でした。
橋の近くに生っていた、ヤマボウシという木の実を食べてみました。さくらんぼのような形で小さなトゲトゲがあって、かじると柿のような香りがして、味はマンゴーみたいで美味しかったです。

朝食バイキングはまたもやたっぷり食べてしまいました。
朝散歩したのと、テーブルロールがとっても美味しくて!
軽くてほんのり甘いこのパンは、米粉使用かな?
朝食後、地元のおばちゃんたちによる朝市が出ていて、みずの実という野菜(?)を買いました。お浸しにすると美味しいそうです。

チェックアウト後は、樹医さんの案内の下、大美輪の大杉見学と町並み散策へ。
この大杉は樹齢300年近いそうです。
アケビの実が生っていたのを採ってもらい、アケビを知っている子達が喜んで食べてました。いいなぁ〜
山形の人は、アケビの実ではなく皮を食べるんですよね。売ってたら買って帰りたかったけど、まだちょっと時期的には早いのかな。アケビの肉詰め食べてみたい〜
町並みは、町の人がドイツやオーストリアなど海外視察を重ねてデザインしたそうで、金山町の杉材を使った綺麗な白壁の家が並んでいました。
のんびり穏やかな空気が流れる、綺麗な町でした。

その後そば打ち体験組と分かれて、坑道巡りへ。
高さ150cm位、幅は両手が届くくらいの狭い坑道を歩いて抜けます。距離は20メートルくらい?
頭上スレスレを飛び去る小さな蝙蝠たちに、子供たちはキャーキャー悲鳴の嵐。
道はあちこち水溜りが出来ていて、大人はともかく子供の歩幅ではまたぎきれなくて、みんな靴はびしょびしょ、壁に当たって服は泥だらけの無残な姿になってました(苦笑)
地元の人の案内なしでは絶対来れない場所です。蝙蝠可愛かったー!楽しかった!

昼食は、廃校になった分校の校舎を使った谷口がっこそばというお蕎麦屋さんで、板そばとそば揚げを頂きました。
「がっこ」は秋田のいぶりがっこではなく、「学校」が変化したものだそうです。
そば揚げはそばがきを揚げたもので、醤油をかけた大根おろしにつけて食べます。
表面カリっで中はトロっで美味しいーvv
大人は大喜びでしたが、子供たちには不評でした。まあ、こういうのは大人の味だよね。
一人3個ずつで、子供が残した2個と合わせて5個も食べちゃった…。
板蕎麦は、板の上に笹の葉が敷いてあり、その上に冷たいお蕎麦が乗っています。
昼もしっかり完食しちゃった……更にそばソフトも買って食べた。
料理ってシンプルなもの程美味しいと思います。
東京の美味しい店は一回食べれば充分だけど、摂れたての食材を使った、昔ながらの料理は幾らでも食べれちゃう。
娘は今日の昼食も進まなかったので心配したのですが、朝たっぷり食べたのと(普段の倍量)、蕎麦でそれほど食べる意欲がわかなかったのと、友達と早く遊びたかったのと、向かいに座ったお姉さんたちが皆残していたのが原因のようです。
一人だけ全部食べたら恥ずかしいって思うようになったんだ(笑)

新庄駅でお土産を買い、新幹線に乗り込みました。
新幹線の中では、娘は昨日の夕食で隣になった4年生と2年生の姉弟の席に行って、ずっと一緒に遊んでました。
お陰で私は静かに寝れました(笑)

大宮駅で一足先に下車して、皆とはお別れ。
仲良くなった子たちはみんな遠くに住んでいるので、もう二度と会えないだろうけど、素敵な思い出になったと思います。
夕食は新庄駅で買ってきた米粉のメイプルクロワッサンと、残ってた食べ物で軽く済ませました。流石にお腹空かなかった(笑)
娘はちょっとぐったり顔だったので、8時には布団に入れました。夏の旅行に比べれば、体力的には全然楽だったんだけど、初めての友達と遊んで気疲れしたんでしょう。

この二日間で、とっても素晴らしい体験をさせて頂きました。
スタッフさんやJAの方、懸賞当ててくれた旦那に感謝です!
一杯食べたからさぞや太っているだろうと思いきや、一キロ位しか増えてませんでした。
カロリー高いものは食べてないからかな。良かった。これならすぐ戻せる。

この内容で、交通費・宿泊費・体験費・食事代は全てタダ。
更にお土産として漬物セット、さくらんぼとラ・フランスのグミのセットと図書カードを貰いました。
このお土産、ざっと見積もっても、5〜6000円はする、よ? サービスよすぎ!



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