往路 | 大韓航空(ソウル乗り継ぎ) |
復路 | 大韓航空(ソウル乗り継ぎ) |
プラン | 全都市5つ星ホテルに泊まる!!夢のトルコ9日間 (全食付き、添乗員、現地ガイド)129800円 |
オプション | ベリーダンスショー8000円 ボスフォラス海峡クルーズとスレイマニエモスク8000円 |
宿 | スルメリイスタンブール グランドテミゼル サーマルコロッセア リクソスコンヤ デデマン コンラッド インターナショナル |
1日(日) 新婚旅行でトルコに出発です。 朝7時半に集合、トラピクスのツアーでメンバーは13人でした。これ位で良かった。多いと移動が大変だもの。 9:20発の大韓航空で、ソウル乗り継ぎでイスタンブールへ。 ソウルまでが2時間半、ソウルに3時間弱滞在し、次のイスタンブールまでが12時間。長いです。 成田で暇つぶしのクロスワードの雑誌を買って乗り込みました。 フライト時間が長いから、ゲーム機付きの飛行機かなと思ったらどっちも付いてなかった…。 しかもイスタンブールまでの方が、機体が小さいんです。辛い! 大韓航空なので当然なのですが、映画は韓国語か、韓国語吹き替えの英語字幕。 レオ主演のブラッド・ダイアモンドを英語字幕で見ました。 何となく判るもんだ。 機内食は日本時刻で10:30と15:50と25:00の三回出ました。ソウルは日本と時差はないですが、イスタンブールとは6時間あります。 一回目はチキン、二回目はビビンバ、三回目はシーフードを食べました。ビビンバにはちゃんとコチュジャンが付いてました。韓国の辛い調味料。 イスタンブールまでの便で、ペットボトルの水と、靴下とアイマスクと歯ブラシとそれらの入った袋を首から提げる為の紐がセットになった物が配られました。全部大韓航空カラーのミントグリーンでミントの香り。凄い便利! 寝たりご飯食べたりクロスワードしたり映画見たりして、ようやくイスタンブールに着いたのは日本時刻で26:40。 トルコの貨幣はトルコリラで、こちらの空港でチェンジ。トルコでしか使えない貨幣の為、あまり高額の両替はしないようにと添乗員さんに言われていたので、とりあえず3000円で33YTL(トルコリラ)貰いました。大体1リラ90円です。 ホテルに着いたのは28:10でした。トルコではまだ21時。 シャワー浴びて速攻ばたんきゅー。 2日(月) 今日はトルコ時間で7:30に出発です。 朝食は、定番ホテルパイキングメニューの他、チーズとハム、オリーブが複数あるのが目新しかったです。チーズは山羊のもあって臭みが強い。外国のチーズは食べ難いものが多いです。 このホテルはパンがめちゃめちゃ美味しかった…!感動! 現地ガイドさんはファーリエさん。背が高くてスマートな格好いい女性です。 日本に住んでいた事もあるそうで、日本語ぺらぺらでした。 ツアーの最後まで彼女がガイドして下さいました。イタリアの時は各地でガイドさんが代わったので、ずっと同じ人で嬉しいv 午前中はずっとバス移動です。 トイレ休憩の際、こちらの定番飲み物チャイを注文。 砂時計のように真ん中がちょっとくびれた耐熱ガラスのカップに受け皿がついたものがチャイ用のカップで、量は少なめ。味はやや渋めの紅茶で、角砂糖が付いてます。 この量に対して角砂糖2個は多いだろ…さすが甘いもの好きのトルコ人。 途中のボスフェラス海峡はバスごとフェリーで渡り、13:30に昼食のレストランへ。 メニューは出てきた順にパン、レンズ豆のスープ、チーズ春巻のようなもの、貝のフライ、たらのフライ、デザートにかぼちゃの甘煮。 かぼちゃ、めちゃめちゃ甘かった……!他のお料理は美味しかったですv 飲物はトルココーヒーを注文。コーヒー豆を濾さずに淹れたような感じで、デミタスコーヒーサイズのカップで出てきます。前歯で豆を濾して飲むそうです。味は普通のコーヒーでした。 飲み終わると底にどろっとコーヒーが残ります。カップをソーサーに伏せてできた柄で占うコーヒー占いは、トルコで始まったらしい。 ちなみに今トルコではネスカフェが流行っているそうで、トルココーヒーよりこっちの方がお値段高いです。インスタントコーヒーなのに… 14:45にようやく世界遺産トロイ遺跡に到着。 有名なトロイの木馬が復元されています。馬の顔可愛い! 結構大きいんだなぁと思ったら、観光用に大きめに作られているそうで。実際はぎちぎちに入って10人位だったそうです。階段も背中の箱もなかったらしい。 周りの遺跡は世界遺産です。大理石がごろごろ転がってます。日本だったら盗まれそう(笑) 1時間滞在して、途中オリーブ石鹸が有名なドライブインに寄り、アイワルクのホテルに着いたのは18:25。 夕食はトルコ料理のバイキングでした。素材も調理方法も予想がつかない料理が一杯あるー! ちょっとずつ取って堪能しましたvトルコ料理美味しいよ!日本人の口に合うよ。 夕食の飲物でラクを注文。焼酎に似た味のお酒で、それだけの時は透明なのに、水を加えるとカルピスみたいに白く濁るんです。度数も高め。 美味しかったv このホテルだけ、ビデがありました。ヨーロッパでは定番の、トイレについてるもう一つの水洗い場。 トイレチップは大体50クルシュ(100クルシュ=1リラ)〜1リラです。 下水があまり発達してないので、紙はトイレ脇のゴミ箱に捨てます。 海外に行くと、日本のトイレと風呂と飲料水が恋しくなります。 3日(火) 7:45出発、45分バスに乗ってベルガマへ。 ここにはアクロポリス遺跡があります。山の上にやっぱりごろごろ大理石。 残っているのは石壁だけですが、こんな高い所にこんな大きな町を築いたんだから凄いよなあ。 ここはお土産屋が一杯ありました。葉書12枚で1リラは安かった! 昼食は、パン、トマトスープ、ポテトのオープン焼き、バターライス、チョップシン、プリンに、飲み物でりんごティーを注文。3リラ。 チョップシンは、小さく切ったマトンを串に刺して焼いた物です。ちょっと脂っぽくて食べにくかった。 プリンは卵と生クリームではなく、ブラマンジェに近い舌触り。 お米は、タイ米みたいに細長くてパラパラしてます。 続いて革製品のお店へ。 革製品なんて興味ないのに、ここで1時間も時間取るのかーと思ってたら、着いてすぐファッションショーが始まるとの事。 モデルさんたちが、革ジャケットを着て颯爽とステージの上を歩いてきます。 サービスで出して貰ったチャイを飲みながら、あ、あれ可愛い!あれ格好いい!とステージに釘付け。 その後観客席から連れ合いを含む三人がステージに引っ張り出され、即席モデルに。旦那は明らかに売り物ではない、大トリの衣装を務めました。めっちゃ似合ってたよ!(笑い堪え) その後販売コーナーに案内され、ショーでいいなと思ったジャケットを見ていると、すすすと店員が寄ってきて、何だかんだと勧められるまま試着し… 買ってしまいました。革ジャケット。はちまんごせんえん。 内側が赤のリバーシブルで、汚れたらクリーニングに出さずに濡れタオルでさっと拭けばよく、丸めても皺にならないし、子羊の革を使ってるから軽くて丈夫で20年以上使えるからって。 緑のも気になるんだけど、と言ったら、あなたには絶対赤が似合うと断言されました。合わせやすさを考えても、赤の方がいいよと言われ、赤で決定。 しかし店員さんは本当プロです。上着着てたのに、ジャストサイズのジャケット選んで出してくれたものね。 高い買い物だったけど、20年使えば元は取れるさ! 14:05にエフェスに到着。エフェス遺跡とアルテミス神殿跡を見学しました。 ベルガマと同じような遺跡だけど、エフェスは規模が違う!3000人は入れる劇場跡があって、圧巻でした。図書館跡の柱の彫刻が素敵だった〜v1時間半ほど見学しました。 アルテミス神殿は、柱が1本立っているだけですが、ここは観光客相手の土産の勧誘が激しくて参った。バス降りた途端、凄い勢いで群がって来るんだものーっ。値段は安かったですけどね。 18:35にパムッカレのホテルに到着。 ここも夕食はバイキングでした。好きな物を好きなだけ取って食べまくり。 夕食でアイランというヨーグルトドリンクを注文。 甘いのかと思いきや、酸っぱくて塩気があって、しかも濃かった…半分しか飲めませんでした。 今回全部5つ星ホテルというツアーだったので、どこのホテルにもプールがあったのですが、パムッカレは温泉地なので温泉プールでした。 水着を持って、いざプールへと思ったらロッカールームが男女一緒なんです。2人位入れる更衣室は、一応あったけど…。 周りを見渡せば、皆さん洋服の下に水着を着てきているらしい。成る程。 ここで着替えようとしてたのは、日本人ばかりでした。 プールは温泉なので熱くはないのですが、泳ぐと体が温まって汗をかくので、まったりお湯に浸かってました。 トルコは急騰設備があまり発達しておらず、他の部屋で大量にお湯を使うと、お湯が出なくなってしまうと言われずっとシャワーだったので、久しぶりにたっぷりとしたお湯に入れました。 4日(水) 7:45出発、8:55ヒエラポリス遺跡に到着。 ここの遺跡は町を囲んでいた石壁がちょろっと残ってるだけです。遺跡の中を抜けて、石灰棚へ。 石灰を含む水が流れ続けてできた景観なのですが、周りの温泉ホテルに温泉水を引きすぎた所為で、最近ここの水量が減って、石灰が黒くなってしまい、一部入場を制限しているのだとか。 パンフによく出ている石灰棚はここではないようですが、でもしっかり石灰棚です。 靴下を脱いで、温泉水の流れる石灰棚の上を歩きました。 温泉の拭き出し口近くはいいのですが、そこから離れると水が冷たい! 端っこを流れる温泉水の流れに時々足を入れて温めつつ、歩き回りました。ここも世界遺産です。 お昼はアラビア風パン、スープ、豆の冷菜、じゃが芋と牛肉のホワイトソース煮、トルコ風ピザ、バターライス、卵のプラマンジェに、飲物にあんずジュース缶。3リラ。 トルコ風ピザは、タコスサイズの小さなピザでした。ちょっぴり辛くて美味しかった。 あんずジュースはちょっと濁ってて、まさにあんずを絞ったって感じでした。 パムッカレからコンヤまでは5時間半の移動。 草木もない平原が延々と続き、ぼーっと外を眺めていたら、砂漠の蜃気楼のようにいきなり町が現れました!ほんといきなり! しかもマッチ箱のような、全く同じ形のパステルカラーの集合住宅が、隣接じゃなく飛び飛びに建ってるんです。 まるで箱庭作りをしたような町だー! 普通家って道路沿いに作るんじゃないの。何であんな飛び飛びなの… 景観からしてびっくりでした。コンヤの町。 ここは日本の天理や高野山のような宗教都市で、敬虔なイスラム教徒がたくさん住んでいます。女性は殆どスカーフを頭に巻き、体のラインの出にくい服を着ているし、男性もボンボンのついたニット帽のような形の帽子にヒゲを生やした人をみかけます。 男性でこの格好をしているのは年配の方が多いですが、女性は若い人でも大体ショールを被ってます。被らないのはイスラム教に熱心ではない方なんだそう。 熱心な人は一日5回お祈りをするので、弁護士や医者など一部の仕事に就けないらしいです。そりゃ診察中にお祈り始められたら困るものね。 イスラム教は断食が有名ですが、これは秋の1ヶ月間、日の出ている間だけ一切の飲食をしないというもの。断食をしない人は、司祭に当たる人の指示に従い、収入に応じた寄付をするそうです。断食か寄付は、トルコ人のイスラム教徒は必ずするのだとか。 断食の理由が、「貧しい人の気持ちを味わい、その人たちに手を差し伸べる心を養うため」というのを聞いて、とても素敵だなと思いました。 イスラム教、もっとよく勉強してみたいです。 トルコ人の5%がキリスト教、残りがイスラム教だそうです。 ちなみにイスラム教で天国の色とされ、最も好まれている色は緑です。 なので緑の建物が多い。 コンヤ市内の観光は、インジェ・ミナーレという宗教学校とメヴラーナ博物館。 宗教学校は今は博物館になっていて、外観だけ写真を撮りました。 メヴラーナ博物館には、イスラム教の聖書コーランの手書き時代のものがありました。描きこまれてる模様が凄い!本でかい! 16:45ホテル到着。早く着いたので、洗濯洗濯。 夕食はやっぱりバイキングです。毎日これだけたくさん食べても、まだ同じ料理に再会しない辺り、トルコ料理が世界三大料理になった訳が判ります。 何でも宮殿にたくさんの奥さんを囲っていた王様が、毎日違う料理を食べたがった為、大勢のコックをお抱えで雇い、試行錯誤させた結果、これだけ料理の種類が増えたのだとか。 オスマントルコ時代、一夫多妻制だったのは、戦争で夫を失い未亡人になった女性を養うため、男性は一度に4人まで妻を持てるようにしたからで、トルコ共和国になってからは一夫一婦制です。理由を聞くと成る程なあと思うけど、130人も子供を作った王様はやはり女好きだったのでは…(笑) 5日(木) 今朝の朝食では、トルコ人のおばさんが実演でトルコ料理を焼いてくれました。 生地を伸ばして、チーズ2種、牛ひき肉、ポテト、を選んで包んで鉄板で焼きます。ナンみたいにすぐ焼ける。 1リラでした。美味しかったv 8時に出発してカッパドキアへ。 9:15キャラバンサライ(隊商宿)に到着。広い敷地内の向かって右側の屋根があるとこが夏用、左側の部屋になっているとこが冬用だったそう。 ここにたくさんのキャラバンやラクダたちが泊まってたんだなぁ。 入場はツアーには含まれてなかったので、3リラ払って見学しました。 またもや高額買い物店、トルコ絨毯のお店へ。 女性達が絨毯を織っていました。ここらの女性は皆絨毯を織るのだとか。 不器用な子は大変なんだろうな… シルクの元、蚕の繭玉を煮るとこを見て、それからサービスのチャイを頂きながら絨毯の展示会。 何て細かい!綺麗な色彩!美しいーっ カッパドキア地方独特の、染色した糸を使わない、羊の毛色だけを使った天然色の玄関マットサイズの絨毯2枚を、それぞれの実家用に買いました。 カラーの奴を散々進められたけど、高い上に玄関マットサイズだと気に入ったのなかったんだもの。白と茶と黒の羊の毛を使ったこっちの方が可愛い。 一枚三万円なり。ちなみにカラーだと7万くらい。 ウチヒサールで写真撮影。 カッパドキアは溶岩でできた洞窟があっちこっちにあるという奇観の地域。世界遺産です。でこぼこ穴の開いた三角塔がずらり。 ここには鳩の巣用の穴が作られていて、鳩を集めて糞を取り、肥料にしたらしいです。 お土産屋がずらりと並んでて面白かった。 レースを編んでいたおばあさんの表情と仕草が気になり、レースを買いました。他にもレースを編んでた女性はいたけど、このおばあさんの人柄に何となく惹かれて。 レースのコースターもおまけにくれました。レース編みの技術があるって素敵だなあ。 昼はカッパドキアの洞窟レストランで。 洞窟内は夏涼しく、冬暖かで過ごしやすいんですって。 本当は洞窟ホテルに泊まりたかったんだけど、このツアーには無かったのよね〜 レストランは本当に洞窟でした。めっちゃ楽しい! 白っぽい壁色で、ディズニーのトムソーヤ島みたい。 メニューはアラビアパン、ポテトスープ、白いんげん豆のトマト煮、マスのトマト味、バターライス、ポテトフライ、ライスプティング。 鱒がほんと美味しかった…!こっちは魚の味が濃い! ここの料理は全行程の中で1、2を争う美味しさでした。 雨が降ってきたので、コース変更してカイマクル地下都市へ。 敵が襲ってきた時、住民が逃げ込んだ場所です。 防空壕なんてもんじゃなくて、本当に都市。ここに数千人が隠れたそうです。 洞窟内は狭くてひんやりしてて、閉所恐怖症の人には堪らないところ。 私も通路通る時は、ドキドキしました。ちょっと閉所ありなので。 当然空気の抜けも悪く不衛生で、10〜15日程度隠れて出てきた後は、数割が亡くなっていたそうです。 水が貴重だったので、水代わりにぶどうジュースを作り、敵が去った後外に出て、次にまた避難して来た時にジュースがワインになっていて、それからワインが作られるようになったとか。 カッパドキアはワインの発祥の地ですよ。 台所とかトイレとか、生活の気配が残るとこは面白いです。 水がないので皿が洗えず、大きな石の表面に小さな穴をぽこぽこ開けて、そこに料理を入れ交代で食べたなんて、頭いいなあ。 今は網で塞いである、でも当時はむき出しのままの穴に落ちて、亡くなった人もいるんだろうな。 ギョレメの谷は、カッパドキアの奇観を上から眺められる凄いところでした。 ファンタジーの世界そのものです。今にもドワーフが出て来そう! 最後に陶器の町、アヴァノスへ。 この町は土地が農業に向かず、女性は織物、男性は陶器を作って生活しています。 昔ながらの足回しのろくろを操って、ささっと水差しを作り上げた先生の妙技を眺めた後は、やっぱり買い物勧誘(笑) 物凄い決め細やかな美しい柄でいいなと思うけど、こんな大きな皿飾るとこないし、実用するにはウン万円の皿なんて恐ろしすぎるし、安いコーナーは目が肥えてしまって買う気になれないし…と、今回は目の保養だけにしました。 どの店でも、ツアーの誰かが必ず買ってるのでそれでいいのさー。 17:15ホテル到着。 申し込んでいたオプションツアーのセマー(宗教的旋回舞踊。無形文化財)が催行人数の4人に満たなかったのでお流れになり(見たかった…)、時間があるのでホテルのハマムを覗いて見ることにしました。 トルコ風スパらしいんですが、フルコース45ドル(ハマムはドルのみ)なので、サウナだけ入ってみる事に。それでも15ドル。 ご夫婦の方とご一緒させて頂いて、ロッカー室に向かうとやっぱり男女共用(苦笑) しかも渡されたのはタオル一枚。まあ若い子じゃないからいいけどさ。 更衣室でタオルに着替え、案内されたのは……普通のサウナでした。 トルコ風サウナは蒸気サウナと聞いていたのだけど? 部屋に戻ってホテル案内を見たら、やっぱりあれはただのサウナだったらしい。トルコ風サウナは、予約したコースを受けないと駄目って事ね。 ただのサウナに15ドルは高かったですが、まあ旅のネタだと諦めます。 このホテル、他にもツッコミところ一杯。 旦那のベッドの足が壊れました。 添乗員さんに連絡して、ホテルの人に直してもらいました。 また壊れました。 ベッドの下の部分交換になりました。 旅のネタ、旅のネタ(笑) 6日(金) 8:45に出発、ゼルベの谷へ。 溶岩の降り注いだ地を雨が浸食し、キノコのような岩になった所です。 反対側には筍のような岩も。キノコの山とタケノコの里だ(笑) 自然の力って不思議だなー。 トルコ石のお店では、ショーもお茶のサービスもありませんでした(笑) お義母さんと私用にペンダントトップを買いました。 日本では絶対買わないからいいのさ。旅に出た時位はね。 続いてギョレメ野外博物館へ。 岩の中のキリセ(教会)を見学します。 昨日雨が降らなければ来た場所です。うーん、確かに雨降ったら辛い。キリセの中が狭いので、外で待ってなくちゃ行けないし。 人が多くて、見れたのはほんの少しでした… 昼食はパン、トマトのスープ、ラビオリのようなもののチリヨーグルト和え、ライス、ナスとピーマンとトマトと牛肉の煮込み、あんずのコンポート。 トルコはヨーグルトとチーズとナスとトマトとピーマンが多いです。ヨーグルトはデザートじゃなくて料理用。ヨーグルトの発祥も、トルコなんですって。 ウフララ渓谷は、階段を降りて降りて…ハイキングでした(苦笑) 渓谷の下にある、アーチアルトゥキリセ、スンブルルキリセ、ユランルキリセ(蛇の教会)を見ました。 子供が描いたような天使とキリストの壁画がありました。本職じゃなくて、ここを作った人の中で、絵を描ける人が描いたんだろうな。 こんなとこでひっそり信仰を続けてたんですね。 キリスト教ではイブを誘惑したとして忌み嫌われている蛇ですが、イスラム教では脱皮するため再生の証として好まれています。 街道を進んでいると、左手に大きなトゥズ湖が見えてきました。 塩湖で、この辺の人は塩を作って生活しているそうです。 嘗めたら凄いしょっぱかった!生き物のいない、それ故に神秘的な湖でした。 夕食は早めの17:30で、パン、レンズ豆のスープ、じゃが芋レモン添え、チーズパイ、牛肉とトマトの炒め物ピーマン添え、デザート4主の中から無花果はちみつかけを選択。 チーズパイは胃に重いし、炒め物は油っこいしで辛かった…。デザートも甘くなさそうなの選んだけど甘かった…; 19:30にアンカラに着き、ここからアンカラ・エクスプレスの一等寝台に乗ってイスタンブールに向かいます。 駅の喫茶店でお茶を飲んで時間を潰し、22:30に列車に乗り込みました。 個室で二段ベッドの上はバタンと倒すタイプ。車掌さんがベッドを作りに来てくれました。 冷蔵庫と洗面台もついてて、中にお菓子もあって結構快適でした♪ この列車、使うのは殆ど日本人ばかりだそうですが(笑)海外の寝台車に乗れて楽しかった〜。 7日(土) 8時にイスタンブールに到着。降りてきた乗客を見たら、本当に日本人ばかりだった(笑) 8:40にレストランで朝食。バイキングメニューが少なかったのとあまり食欲もなかったので、少量に留めました。 エジプシャンバザールで30分の自由行動。エジプトとついてますが、本来はとうもろこしバザールなのを、通訳の人間が同じ発音のエジプトと間違えて訳したのが定着してしまったのだそう。 日常用の商店街って感じで面白い。ヒルが売られてたのにはびっくりした! あれはやはり治療用のヒルなのかしら… 旧市街にあるガラタ塔は展望台です。 今までずっと田舎で人がいなかったけど、イスタンブールは流石都会!東京並みに人が溢れています。車も朝は渋滞。 しかも今日は土日だったので、地方や隣国から観光客も来ていて大混雑でした。 眺めは良かったけどね。まあ観光地の展望台でした。 トプカプ宮殿も凄い人人人人。 丁度港に113日間豪華客船クルーズ「クリスタルセレニティ」号(某セーラー戦士を思い出した(笑)日本人も一杯乗ってたみたいです)が入港したので、その人たちが来ているらしく、ガイドさんも「こんなに混んでいるのは初めて見た」という程。 宝物館に入場しても殆ど見れず、80カラットのダイヤだけしっかり見て来ました。 遠目から流し見してて気付いたんですが…あれ、私見たことある? そういえば中学生の時、学校に来ていた入場券で上野にトプカプ宮殿展を見に行ったのでした。 チラシが残ってたので覚えてたのね。当時はトプカプ宮殿がどこにあるかも知らなかったし、旅行前も名前に聞き覚えがあるけど歴史で習ったんだろうなと思ってました。 10年以上ぶりにこんにちは(笑) ハーレムは只今工事中でした。ツアーに入ってなくて残念と思ってたけど、どっちにしても見れなかったんだ。 昼食は宮殿の敷地内のレストランでパン、豆のスープ、ドネルケバブ、ポテトマッシュ、ライス、プリン。 テーブルは傾いてるわ、味もドネルケバブ以外あんまり美味しくないわ…そういうとこでした(苦笑) アヤソフィアはキリスト教とイスラム教が同居しているモスク(イスラム教の礼拝堂)です。アラーの方角にある扉の上にステンドグラスがあったり、キリスト画があったり。興味深かったのですが、何せ人が多くてガイドさんの説明があまり聞けませんでした。 グランドバザールでは1時間の自由時間。観光客向けの大きなバザールです。 売ってるものは高いし人も多いので、入り口近くの土産物屋しか回りませんでしたが、買い物を楽しみました。 夕食はアラビアパン、ナンみたいなパン、きゅうりと人参のボイル、キョフテ(トルコ風ハンバーグ)、雑穀トマトライス、焼きトマト、チョコのモザイクケーキ。 キョフテをパンに包んで食べます。美味しかった〜 ホテルにチェックインの後、オプションでベリーダンスを申し込んでいた人は20:30集合でショーを見に行きました。 男女三人ずつの民俗ダンスとベリーダンスが2回ずつ、最後に曲芸ショーを一つ。 ベリーダンスはダンサーさんのお腹の筋肉が凄かった…!上半身は動かないのに、お腹だけがブルブル動くの。 ベリーダンスは一度に一人ずつなので、大勢で一斉にとかも見たかったなあ。 曲芸ショーは舞台で寝ている人のお腹の上に板を乗せて、額に剣を当てた人がえいって板目掛けて投げつけるもの。 正直これが一番面白かった(笑) 今日は混雑とスケジュールの都合上、食事時間が切迫しててきつかったです。 朝8:40、昼12:15、夕17:00だもの。 7日(土) 午前中は自由行動で、オプションを申し込んでいた人たちは添乗員さんと一緒にボスフォラス海峡クルーズへ。 その前にスレイマニエモスクに行きました。 ガイドさんにイスラム式の祈りの仕方を教えて貰いました。絨毯の絵柄が一人が座れる大きさに描かれていて、ここに座って絨毯に額を付けて祈るのだとか。 ボスフォラス海峡クルーズは、2〜300人も乗れるかという船を7人で貸切!物凄い贅沢です。 海岸にあるドルマバフチェ宮殿やドルマ・バフチェ・ジャミイ(モスクの事)を海から眺め、第二ボスフォラス大橋まで行ってUターンして来ました。 海風が冷たくて、帰りは船室でのんびり海を眺めてました。 ホテルに残っていた人たちと合流し、リステムパシャモスクへ。 イズニックタイルが美しい、綺麗なモスクです。 昼食はパン、たらのスープ、イカリングにんにくヨーグルト和え、ムール貝フライ、たらのトマトチーズ焼き、人参と生クリームのケーキ。 スープは出汁が出てて美味しかったし、魚料理は食べなれた味で、日本人には嬉しい料理でした。味もここが一番美味しかった。 続いてブルーモスクに行こうとしたら、お葬式が入って外国人は2時まで入れないとの事。 急遽コースにない地下宮殿に行く事に。ツアーには含まれていないので、見たい人だけ自費です。10リラ。 入って良かった!凄い素敵だったーっ 敵が攻めて来ても貯水池を壊されないように、地下に作ってある巨大な貯水池なのですが、柱が宮殿風なんです。 暗闇にほんのり浮かび上がる赤いライトがまた神秘的。 奥にメデューサの顔が彫られた柱が2つあり、写真のメインスポットでした。横顔と逆さま顔。 入れて良かったーvv 2時になってブルーモスクへ。 本当はスルタンアフメット・ジャミイと言うのですが、中のブルーのタイルが美しいのでブルーモスクと呼ばれるようになったそうです。 その名の通り、ブルーのモスクでした。 お葬式の後なので、お祈りの人がまだ残っていました。 トルコの伸びるアイスドンドルマを食べに、イスティックラル通りへ。 原宿か渋谷歩いている気分でした… 人避けながら、ガイドさんを追うのが大変!迷子になるーっ アイスはジェラードのようなお店で、全員ミルクとチョコと苺の奴を貰いました。 溶けて来ると伸びるらしいです。説明の為に伸ばしたらそれが有名になっただけで、実際はわざわざ伸ばして食べはしないそうです。 さっぱり苺味が嬉しかった。アイスはそんなに甘くありませんでした(笑) またもや早い夕食で、17時よりアシタネにてトルコの宮廷料理を食べました。 パンにスープに牛肉ホワイトソース添えに冷菜に、デザートは杏仁豆腐風バラエッセンス入り。当然激甘。 正直、あんまり美味しくありませんでした。格式ばったものは美味しくないは万国共通。 隣がカリエモスクだったので、写真だけ撮りました。 空港に移動し、21:40発のソウル行きに乗り込み。 トルコともお別れです。人も自然も文化も素敵な国でした! 街中をバスで走ると、子供達が満面の笑顔で手を振ってくれるんです。芸能人になったみたい(笑) トルコ料理は美味しかったけど、やっぱり日本のさっぱり味がいいです。 海外旅行は8〜10日が限度です。それを越えると疲れちゃう。 トイレもね。日本のトイレに入るとほっとする。 旅行中食べまくってたせいで、疲れもあって胃がやられて、帰りの飛行機の中で気分が悪くなり、通路にブランケット引いて寝かせてもらうという体験をしてしまいました…椅子座ってると胃が圧迫されて苦しくて; 機内食三回抜いて、水分補給に努めて何とか回復しました。 もう一人ツアーの人が、宮廷料理の後に胃をおかしくしてるんですよ。 私も夕食を食べてからだし…丁度胃の限界点だったのか、食事が悪かったのか。 |